ランニングコスト比較
ITH-6CLのインク代って純正と互換ではどれくらい違うのでしょうか?
でもこれって、実は正確な差を調べるのはなかなか難しいんです。というか不可能?
なぜかというと、使用するプリンターによっても変わってくるし、写真を印刷するか、文書ばっかりか、そんな違いでも差が出てきます。
なのでここではEP-709Aを例に上げてランニングコストがどれくらいなのかをざっくりと説明してみますね。
EP-709Aの場合では、エプソンのホームページによると
純正イチョウ(ITH-6CL)インク使用時:約26.5円(L判・写真用紙<光沢>)となっています。
これは普通サイズの写真を印刷するのに用紙代とインク代合わせて26.5円かかりますよ、という意味です。
普通サイズの写真用紙は1枚あたりおよそ4.3円なので、純粋なインク代は一枚あたり22.2円になります。
これは純正インクを使用した場合ですから、純正インクの価格がおよそ5000円。
<L>互換インク</L>ですとおよそ2800円になりますので、インク代が半額近くになります。
で、互換インクのコストはどれくらいでしょうか。結果はこうです。
インク代:12.4円
用紙代:4.3円
用紙代は変わらないので4.3円のまま。
インク代は「純正と互換、どちらも同じ枚数だけ印刷できるものとする」という前提条件のもとに計算しています。これはおかしいかもしれませんが、まあ目安と思ってください。
純正は5,000円で一枚22.2円で印刷できるわけですから、225枚の印刷が可能と仮定します。
これを互換インクにもあてはめて、2800円で225枚印刷できた場合、一枚あたり12.4円のコストがかかります。
合計、16.7円。
純粋なインク代だけで考えると約10円の差です。「え、たった10円?」と思うかもしれませんが、100枚印刷したら1,000円ですからね。この数字はけっこう侮れないですよ。
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